姿勢の歪みは、怪我やストレス、習慣で、筋肉が勝手に収縮し続けることが原因であることを、トーマス・ハンナ博士は突き止めました。そして、そのような筋肉の状態を感覚運動健忘(Sensory Motor Amnesia)と呼びました。
感覚運動健忘は無意識です。この無意識の収縮は、気づかないところで姿勢を形成していきます。
猫背は主に腹筋や胸が絶え間なく収縮している状態、一方、反り腰は腰や背中がリラックスすることを忘れてしまった状態です。どちらも無意識に収縮していることが原因です。
ハンナ・ソマティクスは、この無意識の収縮を解除し、根本的に姿勢を修正する方法です。